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まずここで紹介する切削とは、材料を刃物で削って形にする金属加工の一つです。
身近な物で言うと、野菜や果物を包丁で切るといった感じになります。 その為、非常に繊細な寸法にも対応でき、バリエーション豊富な形状に出来るのが大きな特徴です。 ただ、刃物というだけに、徐々に刃こぼれの様に切れ味が悪くなりやすく、削った分の材料ロスが多いのが短所でもあります。 特徴を考えると多品種で少ロットの製品に向いた加工方法と言えます。
言わずと知れた「鉄」。安価で入手しやすく最も利用されている金属です。
用途によって他の金属と混ぜて合金が作る事ができ、硬度も調整しやすく、安くて高強度という意味では最も優れている部類に入ります。 成分の中に鉛や硫黄などを入れる事で切削しやすくする快削鋼などもあります。 (その他の鉄系)
鉄系といえば鉄なのですが、その中でよく耳にするステンレス。
メッキをしなくても錆などに強く、磁石に付かないと言ったのが一般的な特徴です。 被切削性や圧造の問題を考えた様々な鋼種があります。 (その他のステンレス系)
これもよく聞くアルミ。
なかなか単体での使用は珍しく、軽くて加工しやすいのが特徴ですが、強度が弱いのが難点です。 その為、他の金属との合金として我々の日常品の多くに使われています。 (その他のアルミニウム系)
銅自体は電気伝導率、熱伝導率が高く、成型もしやすい物です。
ただ切削に関しては非常に粘り強く削りにくい性質をもっています。 切削加工でよく使われるのが亜鉛との合金である真鍮(しんちゅう)と呼ばれる快削黄銅(C3604、C3603など)です。 (その他の銅系)
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